穂の国とよはし芸術劇場PLATは開館10周年を迎えました。PLATプロデュース公演第三弾として、芸術監督の桑原裕子が作・演出を手掛ける新作公演を、豊橋、東京、京都、岡山で上演します。
幾千ものたわごとの上に横たわり 生きさらばえるなんて ごめん
そうやって吐き捨てたはずの いつかをわすれて まだわたしは まっている
果たされない約束、息を吐くようにつく嘘。そんな社会にいつしか私たちは慣らされてしまった。「たわごと」だと言って受け流し、諦め、忘れていく。
引退した作家・越間亭杔(こしまていたく)は死の瀬戸際にある。
別れの挨拶に集まったのは元家族、元愛人、医師ら6人の男女。
亭杔の残す不可解な遺言書を巡り、"戯言(たわごと)"に翻弄されながらも、言葉の裏側に隠された心の有り様を描きます。
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