穂の国とよはし芸術劇場PLATでは、アマヤドリ『牢獄の森』を2024年6月にアートスペースで上演いたします。上演に先立ち、主宰・脚本家・演出家である広田淳一さんをゲストに招き、過去の舞台作品の上映会&トークを行います。
今回の上映作品は、2023年3月にシアタートラムで上演された『天国への登り方』(再演)になります。上映後は、作・演出の広田さんと上映した作品の内容やアマヤドリのこれまでの活動などについて、また6月に上演される作品についてトークを行います。
2001年、東京大学在学中に「ひょっとこ乱舞」を旗揚げ、主宰する。以降、全作品で脚本・演出を担当し、しばしば出演。さりげない日常会話ときらびやかな詩的言語を縦横に駆使し、身体性を絡めた表現を展開。随所にクラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れ、リズムとスピード、熱量と脱力が交錯する「喋りの芸」としての舞台を志向している。簡素な舞台装置と身体的躍動感を必須としながらも、あくまでも相互作用のあるダイアローグにこだわりを見せる。2009年、2010年と連続して「アジア舞台芸術祭(Asian Performing Arts Festival)」に演出家として招聘される。2011年、韓国演出家協会主催の「アジア演出家展」に参加。ソウルに一ヶ月滞在して現地俳優と共にモリエール「ドン・ジュアン」を発表。好評を博す。
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