穂の国とよはし芸術劇場PLAT(プラット)について

穂の国とよはし芸術劇場の運営方針

(1) 個性ある劇場として芸術創造と芸術文化の振興を推進

 これまでの豊橋市内の既存のホール施設を補完する規模の中劇場である主ホール(約780席)は、高度な演出にも対応可能な最新の舞台機構設備を有する施設であり、高度な舞台設備を活用して、主に演劇、ミュージカル、ダンスをはじめとする舞台芸術作品を創造発信していくことになります。また、これまで豊橋市には無かった小劇場であるアートスペース、そして稽古だけでなく小規模な上演にも活用が可能な創造活動室を有しており、舞台上の俳優やパフォーマーの息づかいや汗までを感じることができる濃密な舞台空間を活用し、舞台芸術の魅力を最大限に発揮できる劇場です。

 さらには、これら複数のスペースを一種の「アートエリア」と見立て、一体として運営することで芸術文化活動の飛躍的な広がりを生み出し、豊橋市だけでなく東三河エリアの芸術文化振興の新たなステージへ踏み出したいと考えています。同時に市内の既存施設と有機的に活動することにより、広域活動の拠点としての機能を果たし、同時代の感性による、先進的でより強いインパクトと感動をもたらす舞台芸術、演劇、ミュージカル、舞踊、音楽等の本格的な舞台公演を創造発信する場として、個性ある劇場として運営します。

 多くの分野の優れた舞台芸術、音楽等の公演の実施を通して、多様な価値観の存在を紹介し、視野の広い世界観、柔軟な人間観の形成に寄与していきます。そして、芸術のもたらす大きな感動をもって、市民の皆さんの潤い豊かな日常生活の実現に寄与し、社会と個人の生活に活力をもたらします。

(2)教育普及活動の推進と市民の芸術文化活動の拠点

 芸術の普及事業の積極的展開に努め、市民の皆さんに新しい心の世界のひろがりを紹介し、芸術に対する興味を呼び起こすため、上演活動や鑑賞活動だけではない、ワークショップなどの教育普及活動を通して、舞台芸術を市民生活へ活用する方法を提案します。
 また、市民の皆さんが芸術創造活動に参加する機会を積極的に設け、得がたい体験を提供し、芸術創造活動に取り組む意欲や活力を持ち、心の豊かさやゆとりのある生活を楽しめる機会を提供します。

 さらには、東三河地域の演劇団体や大学・高校の演劇部及び個人や文化芸術団体の活動の拠点として、その創造活動を積極的に支援していきます。

(3)安全、安心、快適な劇場空間の提供

 豊橋文化振興財団のこれまでの運営ノウハウを活用し施設利用、舞台技術、事業制作などといった様々な業務を緊密に連携させ、来館者や利用者に快適で安全な環境を提供していきます。

 主ホール、アートスペースとも専門的で高機能な舞台機構を備えつつ、市民の皆さんの幅広い利用を想定しています。このため舞台芸術と舞台技術の専門知識を持った職員が市民の皆さんの創造活動を支援するなど利用者の活動を支えます。
 そのためにも、劇場を運営するのに必要な様々な業務について緊密に相互連携し、かつ統括管理を行うことにより効率的に運営し、来館者、利用者に安全、安心、快適な劇場空間を提供します。

(4)文化芸術の振興を通じ地域へ貢献

 広域の芸術拠点施設として、優れた文化芸術に触れる中心地としての機能を果たすとともに、豊橋市を中心とする東三河地域の文化芸術活動を刺激し充実させることを通じて、地域社会での人々の交流の輪をひろげ、地域社会の活性化や地域経済への貢献を目指します。
それとともに、豊橋駅から駅南広場、ココラフロント、水上ビル、劇場に至るエリアには、新旧様々な飲食店を初めとする人々が集う場所が存在しています。これらの施設や店舗などと様々なかたちで連携して事業を行うことにより、事業の範囲や規模が大幅に拡大するだけでなく、一帯で一大アートトライアングルエリアを形成することが可能となります。

 また、近隣のホテル等とも連携し、広域から集客する公演事業だけでなく、学会や全国的な会議などを積極的に誘致して宿泊客をこのエリアに呼び込むほか、周辺エリアの駐車場とも連携し、車を利用した来館者が駐車場から劇場を往復する間に、近隣商業地域へ立ち寄る機会を増やす仕組みを検討するなど、地域の振興と賑わいの創出を図ります。

(5)『劇場、音楽堂等の活性化に関する法律』の規定する劇場としての使命

 平成24年6月27日に施行された『劇場、音楽堂等の活性化に関する法律』の前文で、『劇場、音楽堂等は、文化芸術を継承し、創造し、及び発信する場であり、人々が集い、人々に感動と希望をもたらし、人々の創造性を育み、人々が共に生きる絆を形成するための地域の文化拠点である。』とその役割を定義しています。穂の国とよはし芸術劇場は、この法律の趣旨にのっとり、本施設を地域の文化拠点として運営してまいります。

(6)新しい貸館対応の提案

 これまでの施設での貸館は、あくまで場所貸しの管理的な姿勢で貸館が行われてきました。そのため、禁止・規制的な指導が中心になっていましたが、新しい劇場では“新しい貸館”を推進していきます。まずは貸館という場を、アーティストや劇団の発掘、人材育成の場として位置づけます。そして利用者への対応は、基本ルールを守った上で柔軟な対応に務め、貸館の本番中も、制作の担当者が公演を見てアドバイスするとともに、非常時の安全確保にも務めます。

 また、日常的に舞台芸術に関わることについて相談を受けたり、情報提供や劇場案内等で広報支援を行います。

 劇場職員が貸館利用者に対して直接この様な活動を実施することで、豊橋・東三河地域を基盤に活動するアーティストや劇団などの人材育成に務めるとともに、地域の利用者に“親切”で“使いやすい劇場”として喜ばれるよう務め、劇場利用の促進に務めます。

プラット組織図

プラット組織図

2015年4月1日現在

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