記事の掲載日: 2026年6月27日
若手音楽家育成事業 プラットワンコインコンサート
トリルト「気炎万丈 ー燃え上がる音楽の夜ー」
2026年8月21日 (金)19:00開演
穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
プログラム
宝島
「宝島」は、1986年にフュージョンバンド T-SQUAREの楽曲です。作曲を手がけた和泉宏隆の生み出す爽快なメロディーと躍動感あふれるリズムは、多くの人々を魅了してきました。後に真島俊夫による吹奏楽編曲が発表されると、吹奏楽の定番曲として広く親しまれ、世代を超えて愛され続けています。
今回は吹奏楽編曲をトリオでアレンジし、各楽器のソロパートを入れて演奏します。
人生は夢だらけ
「人生は夢だらけ」は、椎名林檎が2017年に発表したアルバム『逆輸入 ~航空局~』に収録された楽曲です。軽快なリズムと華やかなサウンドの中に、「人生は思い通りにならないからこそ面白い」という前向きなメッセージが込められています。困難も希望も抱えながら歩む人生を、軽やかに歌い上げるこの一曲をお楽しみください。
情熱大陸
「情熱大陸」は、葉加瀬太郎が手がけた、同名のテレビ番組のテーマ曲として広く知られる作品です。情熱的なヴァイオリンの旋律と躍動感あふれるリズムが印象的で、力強さと繊細さをあわせ持つ楽曲として多くの人に親しまれています。演奏者と聴衆が一体となって音楽の熱気を味わえる一曲です。情熱に満ちた演奏をどうぞお楽しみください。
ハンガリー舞曲第5番
この作品は、作曲者のブラームスが演奏旅行で魅了されたハンガリーの民族音楽をもとに作曲された〈ハンガリー舞曲集〉の中の1つです。
その中でも第5番は、躍動感のある旋律と大胆なテンポ変化により代表作として広く親しまれています。
ゆったりとしてどこか哀愁を感じる部分と、一気に熱を帯び情熱的に踊る部分との鮮やかな対比は、まるで目の前で踊り子たちの表情を見ているかのようです。
ブラームスが愛したハンガリー音楽の情熱を本日はドラムとともにさらに熱気を増して演奏いたします。
チャルダッシュ
ブラームスの〈ハンガリー舞曲第5番〉に引き続き、ハンガリーの民族舞踏「チャルダッシュ」をもとに作曲されています。
冒頭の哀愁と情熱が交錯するような旋律には何度聴いても胸を熱くさせられます。
もともとはヴァイオリンのために書かれた作品ですが、その華麗な技巧と豊かな表現力からクラリネットでも盛んに演奏されています。クラリネットは人の声に最も近い楽器ともいわれ、前半では歌うような美しい旋律を、後半では軽やかで超絶技巧ともいえるパッセージを自在に表現します。ぜひ、音色の変化や演奏者の息づかいにも耳を傾けてみてください。
クラリネットソナタ第2番 第2楽章
ハンガリー舞曲も作曲したブラームスは晩年、「もう作曲はやめよう」と考えていました。しかし、リヒャルト・ミュールフェルトの演奏を聴き、温かく豊かな音色に心を動かされたブラームスは創作意欲を取り戻し、クラリネットのために数々の名作を書き上げました。このソナタ第2番もその1つです。
ブラームスはこの頃60代。人生の喜びや別れ、そして積み重ねてきた時間を振り返るような深い温かさが、この音楽には込められているように感じられます。技巧を誇示するのではなく、一音一音に宿る豊かな響きや、クラリネットとピアノが織りなす対話を味わいながらお楽しみください。
ジムノペディ第1番
エリック・サティによる「家具の音楽(環境音楽)」の代表曲を、今回は→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)による大胆なアレンジでお届けします。→Pia-no-jaC←はピアノとカホンの二人で構成されるインストゥルメンタルユニットです。原曲の持つ静けさと幻想的な雰囲気を活かしつつ、疾走感のある情熱的で力強い打楽器のビート感を加えることで、高揚感のあるアグレッシブな楽曲へ昇華しています。静か ら動へ、ドラマチックな展開をお楽しみください。
SAMBA DE 恋して
日本のインストゥルメンタルジャズバンド・PE'Zの楽曲で、キーボードのヒイズミマサユ機氏が作曲しました。バンドはトランペット・サックス・ピアノ・ベース・ドラムによる編成ですが、今回は作曲者本人によるピアノソロアレンジ版にドラムを加えて演奏します。明るくキャッチーなメロディーラインを、ラテンを感じさせる力強いリズムで曲を引っ張ります。とてもピースフルな1曲です。
ラプソディ・イン・ブルー
アメリカ合衆国の作曲家であるジョージ・ガーシュウィンによる、ジャズとクラシックを融合させたシンフォニック・ジャズの代表作です。
今から約100年前の1924年、ニューヨークのエオリアンホールにて「現代音楽の実験(An Experiment in Modern Music)」と名付けられたコンサートで初演されました。
全体としてのヨーロッパのロマン派、特にリスト風のラプソディ(狂詩曲:決まった形式にとらわれず、自由奔放で情熱的に民族や物語の世界を表現した音楽)の書法、そしてブルースのテンション、ラグタイムのシンコペーションのリズム、ディキシーランド・ジャズの軽快感など、限りなくジャズとクラシックのぎりぎりのラインに立っています。作曲者本人の手紙によれば、汽車の中でリズミカルな機械音に刺激されて、曲の構想が最初から最後まで思い浮かんだそうです。
我々TlilTが結成当初から目標としていた楽曲を、今回はジョン・クレネスク・モーティマーによるピアノとソロ楽器のデュオアレンジ版に、ドラムを加えて演奏します。
出演者プロフィール
松原理子 まつばらりこ[クラリネット]
愛知県豊田市出身。名古屋音楽大学管楽コース卒業。4歳よりピアノを、12歳よりクラリネットを始める。在学中、第23回電子オルガンコンサートに、クラリネットと電子オルガン、ドラムとのアンサンブルで出演。岡崎音楽家協会主催第35回新人演奏会、第15回ドルチェ楽器デビューコンサートに出演。大学卒業後、リトミック研究センターにてリトミック指導の資格を取得。現在は、資格を活かし未就学児の音楽教育にも取り組む他、演奏活動やヤマハインストラクターとしての活動、中学高校の吹奏楽部指導など、後進の育成にも携わっている。クラリネットアンサンブルNOVAメンバー。これまでにクラリネットを、橋本眞介、藤井一男各氏に師事。
福井明日香 ふくいあすか[ピアノ]
岐阜県美濃加茂市出身。岐阜県立加納高等学校音楽科、名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース、同大学院卒業。1年次、3年次、4年次特待生。卒業時に雅亮会奨励賞受賞。大学内選抜により、第24回オーケストラとソリストたちの夕べに出演。ラヴェルのピアノ協奏曲を名古屋音楽大学オーケストラと共演。その他、定期演奏会、卒業演奏会等、多数出演。音楽プラザサロンコンサート、宗次ホールランチタイム名曲コンサート、リリオミニ・コンサート等に出演。2025年3月に1stピアノリサイタルを開催。ソロ、アンサンブル、伴奏、ジャズ、作曲等、幅広く活動中。これまでに、上野栄美子、中川朋子、松本総一郎各氏に師事。
石丸柔瑳 いしまるじゅうざ[パーカッション・ドラム]
愛知県豊田市出身。名古屋音楽大学ジャズ・ポピュラーコース卒業。ドラムを黒田和良氏に師事。 16歳よりドラムに触れ、独学にてジャズを始める。大学在学中より大学主催の演奏会での演奏や、ジャズクラブでのライブ演奏を行う。卒業後も愛知県を中心に演奏活動を続け、音楽教室でのレッスンや部活動指導なども行っている。
スタッフ
譜めくり 中村駿斗
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