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ピーピング・トム『マザー』当日券|伊藤郁女 推薦コメント

記事の掲載日: 2023年02月21日

ピーピング・トム『マザー』の当日券について下記の通り販売いたします。

新型コロナウイルス感染症対策とご来館される皆さまへのお願いを事前にご確認ください。

ダンス・レジデンスのレジデンスアーティストであり、豊橋生まれの伊藤郁女さんから本公演の推薦コメントをいただきました

(ピーピング・トムの)ガブリエラ・カリーソとフランク・シャルティエとは、お互いベルギーのアラン・プラテル・バレエ団で活動した仕事仲間として、バーで飲んではアイデアを交換したり、ときには私の父も交えて一緒に過ごしたりと、公私を通じてのよき友人です。

私が一番好きな作品は、やっぱり『Le Sous Sol/土の下』ですね。光の使い方や舞台セットとか、そのなかにもグチャグチャでメロメロのすごい身体が合わさって、ホラー映画のような特別な世界観に圧倒されました。

私の母も『ファーザー』に出演させていただきましたが、その土地に住む人が素晴らしいダンサーに混じって出てくるというのもすごい。老人とか子どもとか、ナイーブな生活感を作品に持ち込むのは勇気のいることですが、私もそういう作品づくりに憧れます。ダンサーの凄すぎて見ていてちょっと引くくらいな身体性も、ローカルな普通の存在が仲介となって不思議な調和が生まれるのだと思います。

『マザー』は、女性の強さが際立つ作品です。母性とか母としての苦しみ、女性としての内なる葛藤を感じていただけたらいいなと思います。世界中で大ヒットしている素晴らしい作品なので、ぜひ観に来てください。

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伊藤郁女
振付家、ダンサー。ストラスブール・グランテスト国立演劇センター ディレクター。5歳よりクラシック・バレエを始める。NYのアルビン・エイリー・ダンスシアターにて研鑽を積む。フィリップ・ドゥクフレ、アンジュラン・プレルジョカージュ、アラン・プラテル、シディ・ラルビ・シェルカウイ、ジェームス・ティエレらの作品に参加。自身の振付作品『私は言葉を信じないので踊る』、『あなたへ』など多数を発表する一方、オレリアン・ボリーや森山未來、 笈田ヨシらとのコラボレーションにも取り組んでいる。日本ダンスフォーラム賞では第5回JaDaFo賞、第16回大賞受賞。2015年、SACD新人優秀振付賞、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。
取扱い ・10:00~ プラットチケットセンター窓口にて販売開始
・11:00~ プラットチケットセンター電話(0532-39-3090)にて予約受付
・14:00~ 主ホール受付にて販売
日時 2月23日(木・祝) 15:00開演 (14:40開場)
※上演時間:約1時間20分(休憩なし)
会場 PLAT 主ホール
料金 全席指定・税込
一般 4,000円
U25(25歳以下) 2,000円
高校生以下 1,000円

※お支払は現金のみ
※未就学児入場不可
※U25(25歳以下)・高校生以下は、入場時本人確認書類提示
公演情報詳細 https://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=1159

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