公演内容

穂の国とよはし芸術劇場PLATでは、障がいの有無や年齢、性別、国籍などに関係なく、すべての人が劇場に集い、文化芸術に触れることができるための取組として、2019年よりTA-netと共に舞台手話通訳者の養成と演劇公演の上演を行ってきました。

今回、2022年9月にPLATアートスペースで上演予定の舞台手話通訳付き公演『楽屋』の関連イベントとして、映画『こころの通訳者たち What a Wonderful World』の上映会を開催いたします。

本作品は、2021年2月にPLATで上演を行った舞台手話通訳付きリーディング公演『凛然グッドバイ』の創作の過程と上演の記録映像をもとに、視覚障がい者のための音声ガイドを作る試みを追ったドキュメンタリー映画です。舞台手話通訳とはどのようなものなのか。そして、多くの人を巻き込んで、より様々な人々とひとつの表現を分かち合おうと取り組む音声ガイド作成プロジェクトの様子を、ぜひご覧ください。

なお、2022年9月にPLATアートスペースで上演予定の舞台手話通訳付き公演『楽屋』のチケットをお持ちの方は無料でご覧いただけます。

あらすじ

東京都北区田端にある小さな映画館シネマ・チュプキ・タバタ。ここは見えない人、聴こえない人、車いすの人、小さなお子様を連れた人、誰でも一緒に映画を楽しむことができる日本で唯一のユニバーサルシアター。上映する全ての映画に音声ガイドと字幕をつけている。
そんな映画館にある相談が持ち込まれた。演劇を、耳の聴こえない人にも楽しんでもらうため、「舞台手話通訳」に挑んだ３人の記録。その映像を目の見えない人にも伝えられないか？
見えない人に「手話」を伝えるには―― 見える人、見えない人、個性豊かなメンバーを集めて「音声ガイド」づくりが始まった。ちょっと無茶なアイデアから、聴こえない人、見えない人の対話が生まれ、互いに知らなかったことに気づいていく。壁にぶつかりながらも、音声ガイドを創り上げていく「諦めない」メンバーたち。それぞれの架け橋になろうとして、より透き通っていく通訳者たちの想いは、いつしか言語を超え、障害のあるなしを超えて、<こころ>を渡していく通訳の本質に迫っていく。果たして、人を介した“こころのバトン”は渡せるのだろうか？

スタッフ

監督：山田礼於(『<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事』)
プロデューサー：平塚千穂子
製作・配給：Chupki

キャスト

平塚千穂子　難波創太　石井健介　近藤尚子　彩木香里　白井崇陽　瀬戸口裕子
廣川麻子　河合依子　高田美香　水野里香　加藤真紀子
語り：中里雅子

公演日程

2022年08月31日 （水）18:30開演［18:00開場／20:30頃終了予定］

※上映時間90分／終演後、監督・スタッフによるトークあり(手話通訳付き)

観劇サポート

車椅子スペース

◆車いすスペースは定員あり・要予約。
◆ＦＭ補聴器貸し出しあり。
◆日本語字幕付きでの上演となります。
◆上映当日の受付での手話通訳対応あり。

ＦＭ補聴器・車椅子スペースをご希望の方はお申込の際にオンラインフォームへご記入いただくか、プラットチケットセンター窓口・電話にて事前にご連絡ください。

料金

全席自由・税込
一般：500円(要事前申込)
※舞台手話通訳付き公演『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』のチケットをお持ちの方は無料でご覧いただけます。
※空きがあれば当日参加も可能です。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。

申込方法

◆申込開始日
2022年7月2日(土)10:00～

下記のいずれかの方法でお申し込みください。
①オンライン申込フォーム：左のURLリンクより必要事項をご入力の上、送信してください。
　※8月30日まで
②プラットチケットセンター：PLAT 1階窓口または電話(0532-39-3090)にてお申込ください。

◆支払方法
当日、アートスペース受付にてお名前をお申し出の上、現金にてお支払いください。『楽屋』のチケットをご購入済の方は無料でご鑑賞いただけますので、受付にてチケットのご提示をお願いいたします。

お問合せ

プラットチケットセンター　0532-39-3090（10:00～19:00休館日除く）

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