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ワークショップ・講座

ダンス・レジデンス2020
敷地 理 オンラインワークショップ「Digital Garden」

記事の掲載日: 2020年06月22日

敷地理/過去舞台作品/オンラインワークショップ「Digital Garden」イメージ写真
敷地理/過去舞台作品/オンラインワークショップ「Digital Garden」イメージ写真

<写真>左上:敷地理 左下:過去舞台作品 右:オンラインワークショップ「Digital Garden」イメージ画像


「ダンス・レジデンス」とは、国内外で活躍するアーティストに新しい作品創造のための稽古場と滞在場所を提供し、アーティストへの支援・育成をおこなうとともに、ワークショップ・試演会等を開催し、市民とアーティストの交流の機会を設け、舞踊や身体表現を身近に体験していただくプログラムです。



2020年度に迎えるアーティストの一人、敷地 理による、現在の社会情勢を鑑みた実験的かつ新たな身体表現ワークショップを行います。

今回は個々でお持ちのスマートフォンとZOOMアプリを用います。
アナログな個々の身体が、デジタルを通じていかにイメージを生み出し、それらをどのように共有することができるのかを試みる実験的なワークショップです。


舞踊や演劇などの経験不問、激しい運動は無し、参加費無料!スマホとネット環境をお持ちの中学生以上ならどなたでもご参加いただけます。ちょっと新しいことにトライしてみたい方、身体(アナログ)と映像(デジタル)の関係に興味のある方など、皆様のご参加をお持ちしています。

敷地 理 メッセージ

新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中、私たちはオンライン上での意思疎通が増加しています。今まで社会は人を含めた物質の移動がより高速化する状態へと向かっていたように思います。しかし世界的なステイホームを経験し、人の移動は減少に向かい、物質の移動を残して個々人の生活空間は複数の別の時空間と繋がった多重化した空間へと進んでいるように感じます。画面上には情報化され平面になった身体が集合し、コミュニケーションを図っています。この様な解像度の落ちた身体に私たちはどの様に寄り添うことができるでしょうか。

こうした現在の状況を踏まえ、<共感度の高い>、言い換えれば「<解像度の高い>身体のイメージをどう生み出し、どの様に他者と共有するか」というテーマの下に今回オンラインワークショップを行います。 具体的には、自分の身体をディスプレイ上のイメージとして捉え直し、他者のそれらに寄り添うという試みを行います。それらの過程を通して生まれたイメージの集合した空間が、身体のピクセルが開花する場所となることを期待して「Digital Garden」と名付けました。




敷地 理 滞在制作について


【日程】2020年7月16日(木)~8月1日(土)

【活動場所】穂の国とよはし芸術劇場PLAT 創造活動室A

【滞在アーティスト】敷地 理、大塚郁実、黒田健太、長沼 航、仁田晶凱、モテギミユ

【活動内容】『振動する固まり、ゆるんだ境界』リクリエーション、および新作の構想として



上記滞在期間、本ワークショップのほか、8月1日(土)に作品試演会(成果発表会)を無料で行う予定です。創作過程の様子や、創作作品の一部を間近で観れる機会です。こちらもぜひご参加ください。詳細はまもなく発表いたします。

日程

2020年07月18日 (土)18:00~20:00
2020年07月23日 (木・祝)14:00~16:00

※1日完結型です。ご希望の日時でご参加ください。

内容 スマートフォンとZOOMアプリを用いて行います。自分の身体の一部(手など)の動きをスマートフォンのディスプレイ上に映し出し、イメージとして捉え直します。そして、他者(他の参加者)とも共有し、他者の動きの模倣から追体験をし、寄り添ってみるワークです。 アナログな個々の身体が、デジタルを通じていかにイメージを生み出し、それらをどのように共有することができるのかを試みる、実験的なワークショップです。
場所 オンライン(ZOOMを利用します)
※場所は自宅など、インターネット環境があり、各自が自由に動ける場所ならどこでも構いません。
講師 敷地 理 Osamu Shikichi(振付家・演出家・ダンサー)
東京藝術大学大学院修士課程修了。YDC2020若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞。現在東京を拠点に活動中。
例えば、深々と雪が降るのを部屋の中から窓越しに眺める静かな状況は、均質な時間の流れを別の変化の波へと変えていきます。分かっているものに深い森を作りその中に迷い込んでいく為に、弱さを提示し、不確かな存在になることを考えています。その迷い込んだ脆さの先にある隠れた不可能性が確かさであり、それを実感することが私にとって詩的なものになる可能性を持っています。それらを観客と身体的に共有することを目指して制作をしています。
参加費 無料
※受講後にアンケートにご協力いただきます
対象 中学生以上で以下のものが準備できる方。舞踊・演劇の経験不問。
<準備物>
・ZOOMのアプリケーションをダウンロードしたスマートフォン(アプリは無料でダウンロードできます)
・2時間のビデオ通話が可能な安定したインターネット環境

※簡単な事前課題あり。詳細は、受講決定のご連絡時にお伝えします。
※端末を持ちながらワークをするため、パソコン、タブレットでの参加はご遠慮ください。
募集人数 各回6名
※応募者多数の場合は、選考あり
締切り 2020年7月13日(月)23:59 (締切を延長しました)
※定員に達した場合は、上記日時よりも前に終了します
申込み方法 [オンライン]本ページ下の専用申込フォーム
お問い合わせ 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
〒440-0887 愛知県豊橋市西小田原町123番地
Tel.0532-39-8810 Fax.0532-55-8192
備考 【主催】豊橋市、公益財団法人豊橋文化振興財団
※本事業は、「豊橋アーティスト・イン・レジデンス2020 アートによる魅力発信事業」において実施されています。
申し込み終了

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